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二国間関係

日・NZ外交関係開設60周年首脳メッセージの交換

2012年4月28日、日本とニュージーランドは、1952年4月28日のサンフランシスコ講和条約発効により両国の間に外交関係が開設されてちょうど60年の大きな節目を迎えました。これを記念して,先般野田佳彦総理とジョン・キー首相の間で祝賀メッセージの交換があり,東京では玄葉光一郎外務大臣からイアン・ケネディ駐日ニュージーランド大使に野田総理大臣のメッセージが,またウェリントンではマレー・マッカリー外務大臣から三田村秀人駐ニュージーランド日本国大使にキー首相のメッセージが、それぞれ手渡されました。

野田総理からキー首相へのメッセージ

ニュージーランドと日本国との外交関係樹立60周年を共に喜びたいと思います。 両国の外交関係は、60年前の1952年4月28日のサンフランシスコ講和条約発効をもって始まり、貴国は、アジアで初めての在外公館を我が国に開設し、我が国も貴国に公使館を開設しました。その後、両国は友好関係を深め、貿易、観光の拡大のみならず、現在では3万名を超える日本語学習者、42にものぼる姉妹都市交流等を通して、両国は重層的な人や文化の繋がりを築いてきました。 貴国と我が国は、アジア太平洋地域において民主主義等の普遍的価値を共有するかけがえのないパートナーとして、アジア太平洋経済協力(APEC)や東アジア首脳会議(EAS)等の様々な地域的枠組みを通じ協力を深めております。これにとどまらず、開発援助、環境等の地球規模問題への対応を通じて国際社会全体の平和と繁栄に、共に大きな貢献をしています。アフガニスタンや太平洋島嶼地域での貴国と我が国との協力は、その最近の協力の好例です。 このように幅広くかつ深みのある友好関係を築いてきた両国は、昨年、わずか18日の間にともに大地震に見舞われるという筆舌に尽くし難い困難を共有しました。クライストチャーチ地震発生後、すみやかに我が国緊急援助隊がニュージーランドに到着し、被災者の捜索救助のために力の限りを尽くしました。東日本大震災においては、クライストチャーチで連日懸命な活動を続けた貴国救助隊が、直ちに我が国に駆けつけ、最も甚大な被害を受けた地域の一つである宮城県南三陸町において、支援活動を展開されました。二つの震災において示された相互支援は、これまで両国間で積み重ねられてきた、幾多の交流の結晶と言えるでしょう。 両国の外交関係樹立60周年を記念して、ニュージーランドのシンボル、シルバーファーンと折鶴から成るロゴが選定されました。折鶴は平和への祈りを意味します。また、鶴は、我が国において長寿の象徴でもあります。共に震災からの復興に励むなか、両国の歴史に刻まれる日を迎えることとなりました。 太平洋を隔て、地理的には遠く離れているにも拘わらず、貴国と我が国との間には数々の共通点があることに驚かされます。まず、緑豊かな、そして形も少し似ている島国であることに気づきます。その他にも、慎み深く勤勉な人々、木造建築、温泉など、我が国との共通点を知る度に、貴国への親近感を覚えます。 このような、日本とニュージーランドとの協力・友好関係は、一朝一夕に成し遂げられたものではなく、貴国と我が国との60年間の歩みを通じて育まれてきたことに思いを馳せずにはいられません。今後とも、貴国と我が国とが互いに手を携えて、末永く平和を享受して繁栄し、発展することを願って止みません。

平成24年4月28日

                    日本国内閣総理大臣 野田佳彦

ニュージーランド首相

ジョン・キー閣下

キー首相から野田総理へのメッセージ(日本語訳)

2012年4月28日 日本国内閣総理大臣 野田佳彦閣下 拝 啓 両国の外交関係樹立60周年を迎え喜ばしく思います。1952年のこの日、サンフランシスコ講和条約が発効し、ニュージーランドと日本の外交関係が始まりました。我が国は、アジアで初めての在外公館を東京に開設し、その翌年に貴国はニュージーランドに公使館を開設されました。  その後60年にわたり、両国の二国間関係は発展してきました。貴国は我が国にとって最も重要でかつ揺るぎない外交関係を有する国のひとつです。両国には、首脳・閣僚級の頻繁な交流を通じて培われてきた強固な政治的関係があります。両国は共に、開かれた民主主義社会の活力を信じ、アジア太平洋地域の平和と安定が実現することを願っています。このような共通の価値観により、近年のアフガニスタンや太平洋島嶼国等への開発援助分野において両国は益々緊密に協力しています。貴国と我が国は、国連やアジア太平洋協力会議(APEC)、東アジア・サミット(EAS)といった国際機関において、緊密な実務関係を有しています。 貴国との強固な貿易関係は、我が国の経済発展において重要な役割を担ってきました。ニュージーランド国民が、長きにわたり貴国の製品や技術の意欲的な購入者である一方で、貴国は我が国にとって主要な輸出相手国であります。貴国は、我が国の経済に対する重要な投資国であり、観光や国際教育では貴重なパートナーであります。今後、アジア・太平洋地域の貿易自由化に向けた数々のイニシアティブを通じて、貴国との貿易経済関係をさらに強化していきたいと願っています。 貴国政府の優れたプログラムである「語学指導等を行う外国青年招致事業(JET)」、「21世紀東アジア青少年大交流計画(JENESYS)」、さらに文部科学省奨学金制度等の文化、教育、ビジネス上の交流が過去数十年にわたり行われてきた結果、貴国と我が国の国民は深い相互理解を育んできました。ニュージーランド国民は日本語と日本文化に格別な関心を寄せています。我が国の学校では日本語が広く教えられ、姉妹都市関係や日本・ニュージーランド友好協会等の多くの草の根レベルの交流関係が存在しています。 我が国がクライストチャーチ地震発生後に国際的な支援を要請した際に、貴国は 直ちに支援を提供してくださった国のひとつでした。一刻を争う事態での貴国の支援を忘れることは決してありません。同様に、東日本大震災が起きた際には、我が国が支援を提供できる立場にあったことをうれしく思いました。両国の国際緊急援助隊による相互支援や双方向に提供された寛大な寄付は、両国が過去60年にわたり築きあげてきた友好の絆を証明するものです。 両国は2012年を通して外交関係樹立60周年を記念する行事を計画しています。これらは両国の繋がりの幅広さを反映するものであり、私は、次の60年が両国関係にもたらす素晴らしい機会を心待ちにしております。閣下と共に60周年を祝う記念会談が年内に実現する可能性があることを願っております。 両国の絆を表現するためにニュージーランドの先住民マオリの諺を引用して、私の結びとさせて頂きます。

ナク テ ロウロウ ナウ テ ロウロウ カ オラ アイ テ イウイ

(あなたの籠とわたしの籠の糧によって、民は繁栄するでしょう)

敬 具

ニュージーランド首相 ジョン・キー

2012年は日・ニュージーランド外交関係開設60周年です

2012年は、1952年にサンフランシスコ講和条約が締結されたことを受けて、日本とニュージーランドが外交関係を開設してから60年に当たる記念すべき年です。日本大使館、オークランド総領事館、クライストチャーチ駐在官事務所では、それぞれウェリントン、オークランド、クライストチャーチを中心に各種の文化事業やイベントを行う予定です。当ホームページでもこれらイベントをご案内していきます。

山口壯外務副大臣の太平洋諸島フォーラム域外国対話出席

山口壯外務副大臣は、201199日からオークランドで開催された太平洋諸島フォーラム(PIF)域外国対話に、日本政府を代表して出席しました。山口副大臣は、また、マレー・マッカリー外務大臣との間で日・ニュージーランド両国間の多岐にわたる事項について会談した他、PIF域外国対話に出席した多くの太平洋島嶼国首脳らとの間で精力的に会談しました。また、山口副大臣はクライストチャーチを訪問し、20112月に発生したクライストチャーチ地震で邦人28人を含む多くの人々が犠牲者となったCTVビル跡地で献花を行いました。

さらに山口副大臣はニュージーランド政府の招待により、PIF域外国対話に出席した各国首脳らとともに、910日にオークランドで開幕したラグビー・ワールドカップ開会式等にも出席しました。

こちら

 

ラッセル・ダフ氏の叙勲(旭日双光章)(2011年6月18日)

日本・ニュージーランド間の相互理解促進及び友好親善に寄与されたことにより、ラッセル・ダフ元ダニーデン・小樽姉妹都市協会会長、元ニュージーランド姉妹都市協会理事に対し、旭日双光章が授章されることが発表されました。

英文プレスリリース

 

ジョン・キー・ニュージーランド首相訪日(2009年10月27日-11月1日)

2009年10月27日-11月1日、ジョン・キー首相はブロナー夫人とともに、公式実務訪問賓客として日本を訪問しました。マレー・マッカリー外務大臣他が同行しました。

キー首相の滞在中、10月28日には天皇・皇后両陛下が同首相夫妻を御引見になりました。また29日には鳩山由紀夫総理大臣とキー首相との間で日・ニュージーランド首脳会談が行われ、共同プレスステートメントが発表されました。

この他、28日には岡田克也外務大臣とマッカリー外務大臣との間で日・ニュージーランド外相会談が行われ、日・ニュージーランド科学技術協力協定が署名されました。

キー首相訪日概要

日・ニュージーランド首脳会談
   日・ニュージーランド首脳会談

日・ニュージーランド外相会談
   日・ニュージーランド外相会談

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