伊藤康一大使より新年のご挨拶


 

新年明けましておめでとうございます。本年が皆様にとりまして良い年となるよう、心よりお祈り申し上げます。

私は一昨年末にニュージーランドに到着をし、当地で仕事を始めてから一年が過ぎました。この一年間に心がけてきたことの1つに、新型コロナウイルス対策としての社会規制が様々な形で続く中で、規制が許す限り出来るだけ多くの行事に参加し、あるいは各地を訪れ、ニュージーランドの方々と交流を深めながら友好を願う日本からのメッセージを届け、また、各地でビジネスや社会活動を通じて日本とニュージーランドの架け橋となっている邦人の皆様からお話をうかがいながら大使館として更にお役に立てることがないかを考えるということがありました。

着任早々にニュージーランド政府の招きを受けて参加したワイタンギ・デー記念行事は、この国の成り立ちを実感する上で良い機会となりました。また、昨年は日本にとっても当国にとっても多大な犠牲を出した大震災の10周年に当たる節目の年でしたが、クライストチャーチでの地震追悼式典の場ではアーダーン首相から私に対し、「私たちの気持ちは日本の皆様とともにある」という言葉がありました。アーダーン首相とは、ハミルトンで行われた農業見本市の機会にもお話する機会があり、二国間の経済関係について言葉を交わしました。また、オークランド、クライストチャーチ、ニュープリマス、ロトルア、タウポ、ネルソンを訪れた機会に、あるいはウェリントンにおいて、邦人の皆様からうかがったお話やご意見は、大使館のこれからの仕事を考える上で大変に有益なものばかりでした。この場を借りて御礼を申し上げます。さらに、ニュージーランド各地では日本で暮らした経験のあるニュージーランドの人たちが中心となって、日本の姉妹都市との間で活発に交流が行なわれていることを知り、大いに勇気づけられました。

新型コロナを克服した後、世界各国は国境を越えた人の往来や経済活動、あるいは国内の様々な活動をどのように再開あるいは本格化していくのでしょうか。今なお明確な見通しが見えない中で、私たち在ニュージーランド日本国大使館は、引き続き多くのニュージーランドの方々また在留邦人や企業の皆様との交流を重ねながら、皆様のお役に立てるよう、また両国の友好と協力が更に深まるよう努めてまいります。本年は日本とニュージーランドが外交関係を樹立してから70周年の節目の年となります。本年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。

2022年1月
駐ニュージーランド特命全権大使 
伊藤 康一

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