豪州経由帰国便(含む豪州トランジット情報)に関するお知らせ

令和2年4月23日
シドニー経由の帰国便に関するお知らせ
2020年7月14日
在ニュージーランド日本国大使館

 これまでは、シドニー経由便を利用する場合は、豪州入国制限適用除外申請=An ABF Commissioner’s exemption to Australia’s current travel ban(以下「ABF」)が必要とされていましたが、72時間以内のトランジットであればABFは不要となりました。
 シドニーでのトランジットに必要な手続きは、以下のとおりです。なお、全ての渡航者は、シドニーから先のフライトに係る証拠書類の提示を求められる可能性があります。

 
 必要な手続き
 
1  「8時間以内」のトランジットの場合
  日本人であれば、事前の手続きは不要(ビザ無しトランジット対象国以外の国民はトランジットビザが必要)。
 
2  「8時間以上72時間以内」のトランジットの場合
 (1)トランジットビザ
 (2)NSW州検疫免除
 
3  「72時間を超える」場合
 (1)トランジットビザ以外の有効なビザ
 (2)ABF
 (3)NSW州検疫免除

 
 申請要領

 1 豪州トランジットビザ(subclass 771)申請
  下記リンクから申請してください。
  https://immi.homeaffairs.gov.au/visas/getting-a-visa/visa-listing/transit-771#Overview
  ビザ申請は日数に余裕を持って行いましょう。なお、仮に申請後数日待っても通知が来なければ、immigration.auckland@dfat.gov.auに連絡してください。
 
2 検疫免除申請(NSW州の手続き)
  下記リンクから申請してください。この申請ページは、ユーザー登録制であるため、初回はログイン名等を登録する作業(サインアップ)が必要です。
  https://nswhealth.service-now.com/community
  検疫免除が承認されれば、NSW州当局からその旨のメールが届きます。仮に申請後数日待っても結果が通知されない場合は、NSW保健省(+61(2) 8741 4619またはmoh-covid19-quarantine@health.nsw.gov.auにご連絡ください。
 
3 入国制限適用除外申請(ABF)
  下記リンクから申請してください。
  https://immi.homeaffairs.gov.au/help-support/departmental-forms/online-forms/covid19-enquiry-form
  ABFに関しては、出発予定日の前日や当日にようやく結果が通知されたり、場合によっては出発当日になっても通知が来ず、フライトに搭乗できなかった例もあるようです。豪州当局はABFに関する問い合わせ先を明示していないため、現状では、結果通知をお待ちいただくほかありません。シドニー経由便をご利用される方は、こうしたリスクも考慮いただく必要があります。
 

 関連リンク

・ 豪州内務省ウェブサイト(ビザ、ABF等)
  https://covid19.homeaffairs.gov.au/transiting-australia
 
・ NSW州政府ウェブサイト(検疫免除等)
  https://www.health.nsw.gov.au/Infectious/covid-19/Pages/quarantine-exemptions.aspx
 
 
※ 豪州ビザ、入国制限適用除外申請(ABF)及び検疫免除申請は、豪州政府又はNSW州政府の手続きであり、申請方法や記載内容については、当館が最終的な責任を持ってお答えすることはできませんので、この点予めご了承下さい。上記の内容は、豪州側の事情による急な変更などもあり得ますので、常に最新の情報をネット及び航空会社等から入手するようにしてください。
 
※ 国内便・国際便共に、フライトは頻繁に変更されることがあります。フライト手配後も、必ずご出発直前まで自らの予約フライトの状況をこまめに確認してください。
 
※ 帰国前14日以内にNZに滞在歴のある方、入国後、PCR検査が実施され、陰性の場合でも14日間の自己隔離が必要となります。自己隔離が終了するまで公共交通機関(国内線・鉄道・バス等)を利用することはできませんので、ご留意ください。