NZの医療

2021/1/28

医療制度

ニュージーランドはホーム・ドクター制をとっており、健康上の相談や診療は、まず最初に医療センターやクリニックと呼ばれる医療診療機関でホーム・ドクター(「GP」General Practitioner)と予約を取ります(GPの診察費は通常$60~$70程度です。)
 

その後、専門医に見てもらう必要がある場合は、GPに紹介状を書いてもらいますが、専門医は一般に非常に高額の治療費がかかります。ほとんどの場合、10分程度の診察でも$100~$200かかるようです。
 

永住権或いは2年以上の就労ビザを取得している人が公立病院で治療を受ける場合は、ニュージーランド政府の医療補助金の対象となります。(医療補助金対象者となるかどうかは、保健省ホームページで詳細をご確認ください。)。但し、公立病院での専門医の診察や手術等は緊急時を除き数週間から数ヶ月待たされる場合があります。
 

役立つリンク先:
  1. ニュージーランドの医療システム:オークランド市ワイテマタ地区保険委員会(Waitemata District Health Board)が作成した日本語による医療事情の説明。具合が悪くなったとき具体的にどうすれば良いか、など役立つ情報が記載されています。
  2. GPを見つける方法:Health Pointのウェブサイトから場所や言語を指定し検索できます。新しく引っ越してきた場合は、ご近所やお知りあいの方等に評判や利便性を確認し、登録される方が多いようです。
    3. 公的医療サービスの対象者(ビザの種類別)

また日本のような国民保険制度はありませんので、医療保険に加入するには、日本出国前に海外旅行傷害保険に加入するか、ニュージーランド国内で任意に医療保険に加入するかのいずれかを選択することになります。その場合は自分で治療費を立て替えておき、後日払い戻しを受けます。
 

ニュージーランド国内で加入できる主な医療保険会社のウェブサイト

事故補償制度:ACC (Accident Compensation Corporation)

ニュージーランドには、国内で起きたほとんどの事故による傷害(但し既往症など健康状態に起因する事故は除く)の治療費を補償する保障制度(ACC: Accident Compensation Corporation)があります。但し、治療はニュージーランド国内で受けるものに限られ、ニュージーランド国外旅行中の事故は対象外です。傷害により旅行計画を変更する必要が生じても、それらに係る費用は補償されません。ACCは、例えば日本帰国後の治療費への支払いは無いなど、海外旅行保険に代わるものではないことにご注意ください。
ACCを利用する場合は、治療を施した医療機関がACCが適応されるかどうかを判断し、手続きを進めますが、初診料や治療費の一部は自己負担となります。治療を受けた医療機関で申請をしなかった場合は、0800-101996に直接問い合わせることが可能です。

また、ACC(事故補償制度)があるために、ニュージーランドでは事故により傷害を被っても、原則として訴訟を起こすことはできません。

ACC:  https://www.acc.co.nz/

補償内容の詳細:https://www.acc.co.nz/im-injured/what-we-cover/

歯科治療

歯科治療はニュージーランドの一般医療保険でカバーされないこともあり、かなり高額となります。定期的に歯科検診を受けるだけで100ドル以上かかり、虫歯の治療となると数百ドル、歯科矯正ともなると数千ドルかかります。

次のウェブサイトにはニュージーランド国内の歯科医が登録されていますので、お住まいのエリアの歯科医を検索することが可能です。
 

医療の受け方

ホームドクターや専門医による診察は、電話による事前予約が必要です。
 

緊急の場合は、時間外診察を施す医療施設(Accident & Medical Clinic通常夜8時ころまで)を訪れる、或いは公立の総合病院緊急科(24時間体制)で診察してもらうことができます。後者の場合は、受付でかなり待たされる可能性があります。救急車(ほとんどの都市では救急車は有料となります。)が必要な場合は、緊急電話番号111番にかけて要請してください。
 

主な時間外診療施設は次の通りです。
 

  1. Wellington Accident & Urgent Medical Centre
  2. 医療関係の一般情報を提供するウェブサイト